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今年5月、バックヤードにてこのアフガンボックスを体験できるワークショップを開催しました。9名の方にご参加いただき、一人ひとりの視点で楽しんでいただけたのではと思っています。そしてこの度、第2回アフガンボックスカメラワークショップを10月に開催することになりました!

第2回ワークショップはすみだ北斎美術館が11月22日に開館することを記念した文化芸術プロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」の一環としての開催となり、11月には箱カメラによる路上撮影&展示も企画しています。

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現在、カメラの製造技術は目覚ましい進化を遂げ、誰でも気軽に写真を撮れる時代になりました。沢山の便利な機能が追加され、スマートフォンでさえも高画質で美しい写真を撮れるようになりました。

また、写真をワンクリックで加工できるアプリ、写真を日常的に掲載するSNSサイトなど、多くの人にとって「写真」がより身近になっています。シャッターボタンを押しさえすれば、その瞬間に、ファインダーや画面で見た映像がそのまま一カットの写真になります。反面、写真とは本来どんなものなのか、また「光」を意識する機会は少なくなったのではないでしょうか。

『アフガンボックスカメラとは』

アフガニスタンには、木箱を使ってポートレイトを撮影する写真屋がいました。

「インスタントカメラ」を意味する「kamra-e-faoree」と呼ばれるその木箱は、おもに証明写真を撮影するために使われてきました。

この写真屋はアフガニスタンの至るところ、路上で見かけることができましたが、アフガニスタンの日常に存在した「kamra-e-faoree」の風景は現在、失われつつあります。

カメラの木箱にはレンズが取り付けられていますが、シャッターボタンはありません。ネガフィルムの代わりに印画紙を使用し、結像された光を直接見ながらピントを調整、そして手動で露光します。

撮影後はそのまま木箱の中で現像します。プリントするために暗室には入りませんし、引き伸ばし機も使いません。

手作りの箱カメラで、撮影、現像、プリントまですべて手動。シンプルでアナログながら、撮影から写真ができあがるまでのプロセスすべてが箱一つで、それもおよそ20分で完結するというつくりになっているのです。

また、ある程度大きさや形にスタンダードがあるものの、一つとして同じカメラはありません。それぞれのカメラにその写真屋の考え方が反映されていて、その違いも面白いところです。

2011年、オーストラリア人アーティストとアイルランド人の民族学者が、失われつつある「kamra-e-faoree」の文化を記録に残すため、プロジェクトを立ち上げました。(http://www.afghanboxcamera.com/)このプロジェクトはSNSなどを通じて話題になり、この木箱のカメラの存在が、アフガニスタン国外に広く知られることになりました。

 

『アフガンボックスカメラ ワークショップ』

ワークショップでは、実際に箱カメラを使って、撮影、現像、そしてネガから最終的な写真が出来上がるまでの一連のプロセスを体験します。

スマホやデジタルカメラではほとんど意識することのない、レンズの先にある光によって印画紙上に化学反応が起こり、一枚の写真ができあがるまでの感覚を体感することができます。

真っ暗な箱のなかで像を結ぶ光をのぞいたとき、いつものファインダーから見えるものとはまた違った体験となるのではないでしょうか。

 

『本ワークショップの特徴』

  • アフガンボックスカメラという日本ではほとんど見かけないカメラでの撮影を体験できます
  • 撮影から現像まで実際の作業を通して、五感で写真を感じることができます
  • 最終的に各参加者のキャビネの半分サイズのポートレイト写真が出来上がります

『本ワークショップは以下のような方を対象としています。』

  • 写真の原点に立ち返り写真について考察を深めたい方
  • アフガンボックスカメラでの撮影を体験してみたい方

【ワークショップ内容】

  • アフガンボックスの歴史と成り立ち
  • 写真の原点と原理について
  • アフガンボックスカメラの構造について
  • アフガンボックスカメラ体験
  • 世界の箱カメラ写真家による作品などを鑑賞

 

【講師紹介】

會田 園(あいだ その):1987年広島県出身。短期大学を卒業後、OLを経て2009年から独学で写真を学び、写真家としての活動を始める。現在は週刊誌専属カメラマンとして活動しながら、物事や人間の内面に眼を向け作品を制作している。主な個展に『祝島』コニカミノルタプラザ(2013)、2012年度コニカミノルタフォトプレミオ大賞受賞。

前田 実津(まえだ みつ):1984年高知出身。大学で国際関係学を学んだ後、独学で写真を始める。マレーシア、東京での生活を経て2015年より地元高知に戻り、現在フリーの商業カメラマンとして活動中。傍ら、作品に制作を通じて日々の生活の細部を見つめなおそうとしている。2016年北京にて作品が展示されるなど、国内外で作品を発表。 www.mitsumaeda.com

【ワークショップ概要】
◆開催日:第1回 2016年10月22日(土)/ 第2回 10月23日(日)
◆時間:10:00 ~ 17:00
◆会場:BACKYARD PROJECT 〒130-0005 東京都墨田区東駒形3-16-8 (最都営浅草線本所吾妻橋駅下車徒歩2分)
◆定員:各回8名
◆参加費:8,000円(税込)※支払い方法については、お申込み受付後にご案内します。
◆講師:會田園・前田実津
◆持ち物:汚れても良いタオル(汚れても良い格好でお越しください。)
◆お申込み方法:ページ下部のフォームよりお申込み下さい。
◆〆切:定員に達し次第締め切ります。
◆先着順でのお申し込みとなります。
キャンセルについて
※お申込みフォーム受信後のキャンセルについては下記の通りキャンセル料が発生致します。あらかじめご了承ください。
・お申込み後~4日前のキャンセル・・・料金の50%
・開催3日前~当日のキャンセル・・・料金の100%

 

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